2025年2月8日(土)初作業の日を迎えました。ただしこの日は最強寒波が到来。バケツには氷が貼り、作業中もなかなかの雪が降りました…ちなみに最高気温は6℃。おそらく作業中は0℃くらいだったと思います。畑には、アドバイザーの先生と私たち3人のみ。さすがにこんな日に農作業をする人はいないですよね。先生付き合ってくれてありがとうございます。

事前に準備したもの

 ゴム手袋は必須ということで、100均でゴム手袋を買っていきました。あとは黒マルチと呼ばれる薄いビニールのシートを持っていきました。これは友人が以前、畑をやっていた時のあまりを持ってきてくれました。ちなみに「マルチ」とは植物の株元の地表面をシートやわらなどで覆うことだそうです。「マルチング」をするメリットは下記の通りです。

  • 土の中の水分の蒸散を抑えて乾燥を防ぐ。
  • 温度変化を和らげて、根の環境を保つ。
  • 降雨や水やり時の跳ね上がりで土中の病原菌が茎、葉に付着すること防ぐ。
  • 雑草の発生を抑制し、栽培管理を楽にする。
  • 地表の乾燥による土の舞上がりや降雨による土や肥料の流出を防ぐ。

本日の作業内容

  • 区画(3m×4m)に牛糞堆肥1袋を撒き、鍬で混ぜる。
  • そこに苦土石灰を1㎡あたり150cc混ぜ込む。
  • 肥料は鶏糞と油かすをあわせて、1㎡あたり100cc混ぜ込む
  • よく混ざったら畝をたてる。この土地は水はけもよいので、畝の高さは20センチとする。幅は60センチ。畝は踏み固める。斜めの部分も踏み固める。
  • 畝に黒マルチを引っ張りながらピンと張るように被せ、マルチの端は土を被せて抑える。

 なんの目印もない、まっさらな地面のうえに、3本畝をたてるにはどのように位置を決めるか?スコップはだいたい30センチということでスコップの長さを基準に位置を決めるようにと先生からのご指示。正直面倒なので、メジャーを持って来ればよかったなあと思いました…。まあでも、3人いるので、畝をたてるにも1人が位置を見ながら、あと2人は土を手で動かしたりして調整。マルチを貼るのも3人いればマルチの端を持つ人、伸ばす人、カットする人と役割分担しながら畝が完成しました。初めてにしては、結構上手にできたと思います。逆にこれ、1人で畝立てしてマルチングは大変だと思いました。

極寒のなか、畑を耕す女3人。
なんとなく畝3本。
できあがった畝。最後に日も射して、輝く畝。そして充実感。
先生からハツカダイコンをいただきました。我が家のにゃんずは興味津々です。

 2週間後に、種まき・植え付けが可能になります。牛糞、苦土石灰、肥料を土に混ぜ込んだため、分解熱・分解ガスが発生するのでそれが落ち着いてから植え付けられるそうです。作業を終えてなんだかとても充実した気分です。

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みりん

みりんです。便利な世の中になったはずなのに、なぜだかいつまでたっても時間が足りない。なにかに駆り立てられるような日々を過ごしています。もっとゆっくり、もっともっとゆっくりと人生を歩みたい。それ実現にむけて、私なりの取り組みを書き綴っていきます。写真は私の愛猫くるみちゃんです。   

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